本 社 発注者支援
大東 和人 本社事業推進部 課長
Kazuto Ohigashi
官公庁や地方公共団体などのインフラ事業の支援を行っています。クライアントとのコミュニケーションを通じて、目的・課題・予算などをお伺いし、それを解決するにはどのような工事が必要で、どのようなプロセスで進めるべきか、また具体的に必要な費用の算出など、総合的な提案を行っています。また、工事を行う施工業者との調整も、重要な仕事のひとつです。私はチーム全体を管理し、動かす立場として業務に関わっています。
例えば、インフラ事業といってもその内容の幅は広く、専門性の高い仕事のため、担当者ひとりの知識・技術だけでは追い付かないケースもあります。そんな時、チーム全体を指揮して必要な情報を集め、適切な提案を行うための支援などを行っています。
仕事のやりがいは何ですか?
国や産業、人々の暮らしの基盤づくりを支えることができるのが、一番のやりがいだと思います。橋や道路などは、人々の生活にあまりにも近いため、「当たり前のもの」だと捉えられがちですが、そこには多くの創意工夫があり、さまざまな人々が関わっています。その過程に関わりながら、インフラづくりの一員になることができるのは、この仕事ならではの魅力だと思います。また、私たちの仕事は、常に試行錯誤の積み重ねです。基準を定めたルールブックのようなものはありますが、それだけでは対応しきれない仕事がほとんどです。クライアントやその地域が抱える課題を解決するために、私たちは日々頭を悩ませながら知恵を出し合っています。提案が採用された時や、クライアントから「ありがとう」といった言葉を頂けた時は、日々の努力が認められたようでとても嬉しく思います。
スリーエスコンサルタンツで働く魅力は?
自身の成長を感じる機会が豊富で、成長をサポートする体制が整えられている点だと思います。先輩や上司からのサポートの他にも、月に1回国交省や建設業界が出している技術情報をまとめた資料が交付され、また、年に3回ベテラン社員や中堅社員などが集まる技術研修会が開かれており、自身の知識・技術をどんどん深めていける環境となっています。そうして社内で培った能力を現場で実践することで、さらに成長していくことができます。やる気と能力に応じて、年齢問わず次のステップへとチャレンジできるのも魅力だと思います。「人の役に立つことができた」「前できなかったことが、できるようになった」といった自身の成長とやりがいを感じながら仕事をしていくことができます。
新人のサポート体制について教えてください
いつでも、誰にでも相談できる環境を整えています。仕事をする中で、新人の方は特に「どうしたらいいか分からない」という状態に陥ることが必ずあります。しかし、周囲にどのように頼ったらいいか分からず、自分ひとりで抱えてしまうケースが多くあり、チームメンバーが気付いてあげることが重要です。日ごろから情報共有を徹底し、そのような状態に陥っている人を見落とさない仕組みづくりを行っています。また、失敗は仕事につきものです。私自身、失敗することは今もあります。「失敗してもいいから、行動しよう」が当社の合言葉です。失敗をどのように乗り越えるかが、その後の成長や、信頼に繋がります。誰かが失敗した際は、チーム一丸となって、失敗を糧に次に向かうためのサポートを行っています。
スリーエスコンサルタンツに興味のある方へ
この業界は、ベテランスタッフが高齢化し、また若手の参入も少ないため、業界全体として仕事はたくさんあるのですが、担い手不足に陥っているのが現状です。ぜひとも、興味を持たれた方や、熱意のある方の力を貸して頂きたいと思っており、私たちも全力で成長をサポートいたします。また、この仕事は社会のインフラに関わる仕事のため、景気に左右されづらい強みがあります。そのような業務の専門知識・技術を培うことは、先行きの分からないこれからの社会の中で、「生きる力」を身につけることに繋がります。共に社会を支えるための仕事をしましょう!